ベラ・チャスラフスカの日本刀の鑑定結果は?価値・価格に時代や作風は?大塚家の家宝!池上彰世界を歩く
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こんちは!管理人のハバネロです。

 

東京五輪まであと2年切りました。

 

東京五輪といえばチェコの有名選手

ベラ・チャフラスカさんをご存知でしょうか?

 

日本人から『名花』とうたわれ、

そのファンも非常に多い体操の金メダリスト。

 

池上彰の世界を歩くで紹介される

みたいですね。

 

実はベラさん、日本刀を所持している

事でも有名な方なんです。

 

ベラさんの日本刀について調べて

みました。

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名花ベラ・チャスラフスカと日本刀

 

ベラさんと言えば激動の人生にて

語られる事が多い人物。

 

オリンピックの代表にして金メダリスト

でありながら、時代の波にもまれた

選手でもあります。

 

東京五輪、メキシコ五輪で金メダルを

とるなど非常に優秀な選手でしたが

 

プラハの春の支持者であり

共産主義と迎合しなかった為弾圧の

的になってしまいます。

 

ビロード革命成功までの間

髪を染め、居場所を変えて

ビルの清掃員などをして

生活をしていた事も。

 

革命後はチェコ・日本協会の

名誉総裁に就任するなどもしています。

 

そして日本刀、なぜ彼女が日本刀を持って

いるのか?

 

それは東京五輪での素晴らしい

演技に感動した大塚隆三という方

から譲り受けたものでした・

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大塚隆三氏とは?ベラチャスラフスカに日本刀を送った人物
刀の贈り主に会いたい!

 

大塚さんは福島県山都町(喜多方市)から

上京してきた青年でした。

 

当時は25歳でありながら、大学時代から

新聞運送会社を起業する青年実業家でも

ありました。

 

渡した刀は家伝の宝。家宝の日本刀。

日本刀と言えばサムライの魂と表現

される美術品ですよね。

 

それを贈る事は大塚さんにとっても

最大の敬意だったのだとおもいます。

 

当時は日本刀の価値もよくわからなかった

というベラチャスラフスカさんでしたが

勉強するにつれその価値を理解するように

なったそうです。

 

もう一度刀の送り主に会いたいと思い

探しはじめます。

 

手がかりは『OOTUKA RYUZOU』

と書かれた当時のメモの名前のみ。

 

チェコで活動している音楽指揮者の

武藤英明さんの協力を経て、遂に

大塚隆三さんの事をつかみますが

 

当時すでにお亡くなりになられて

いたそうです。

 

ベラチャスラフスカの日本刀の鑑定結果は?価値・価格や時代は?

 

大塚さんを探すにあたりまずは

日本刀の鑑定を行ったそうです。

 

その結果がこちら。

 

ちっちゃいですね(笑)字が。

 

ちょっと書き起こします。

 

寛文新刀 打刀

時代 1661~1673年

銘:無銘

姿:鎬造・・・読めん(笑)
長さ・・・61.1センチ
取り反り・8.8mm
元幅・・・30.5mm
先幅・・・20.2mm
元重・・・6.6mm
先重・・・5.5mm

肌:板目肌

刃文:乱れ丁子・天下?匂・沸崩

帽子:小丸

切っ先:高・中切っ先

茎:16.8センチ 漢文新刀にみられる
刃上がり栗尻
目釘穴・・5.6mm
桐やすり目

重量:588g

 

上記のスペック。

 

見ての通り、江戸時代の打刀の一振り。

銘がないので誰の作かはわかりませんが

ネットで同時期の刀をみてみると

 

価格的には数十万円程度の物が多い

ようですね。

 

大塚家の家宝との事ですが、調べて

見ると確かに大塚姓の武家は

日本各地に点在してるそうで

勿論喜多方市にもその子孫と

思われる方がいるようです。

 

この刀もそのうちの一振り

だったんでしょうね。

 

ベラチャスラフスカさんにとっては

それ以上の価値があるのはいうま

でもないでしょう。

 

まとめ

 

ベラチャスラフスカの日本刀は

江戸時代初期の寛文新刀。

価格は恐らく数十万から百万程度。

 

以上最後までご覧いただき

ありがとうございました!

 

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