
24日未明の北海道で人気グループ 『EXILE』のMAKIDAIさんを乗せたワゴン車がトラックと衝突する事故が起きました。

http://mainichi.jp/出典
この事故でMAKIDAIさん含む計7名が重軽傷を負ったようです。
事故当時は路面が圧雪の為にアイスバーンになっていたことと、吹雪いていて見通しが悪くなっていた事が事故原因でないかと見られています。
本州住の筆者にとっては雪道走行なんてするだけで自殺行為なので決してしたくないのですが、ニュースによるとどなたも命に別状はないようです。
それだけでもよかったのですが、少し心配な事が。
特にMAKIDAIさんは激しいダンスなどをするパフォーマー卒業されたとしても
何らかの形でダンスはかかわってくると思いますし、
骨も肺もダンスなどの運動には負荷がかかります。
ニュースでは、MAKIDAIさんのケガは
- 脳震盪
- 肋骨骨折
- 肺挫傷
ここで、少し耳慣れない症状が一つありますね。
肺挫傷
見るだけで痛そうな病名なのですが、実際どういった症状か、また後遺症の心配はあるのかについて詳しく調べてみたいと思います。
肺挫傷のとは
『鈍的外力や急激な肺胞内圧の上昇で、肺胞や毛細血管が断裂する症状。』
※鈍的外力とは打撲、転倒、衝突、墜落などの事。肺胞内圧とはそのまんま肺の中の圧力。
とあります。医学用語ってなんで難しく書くんでしょうね。鈍的外圧ってなんだよ!と思ってしまいました。
書いてあるように所謂事故で起こるのはほとんど鈍的外力でそれで起きる傷の事を鈍的外傷と言います。
肺挫傷もその一つ。ここで小噺。
ニュース報道ではどうかわかりませんが、医学的には『創』と『傷』でちょっと状態が変わってきます。
『創』は皮膚粘膜を断裂した場合、『傷』は皮膚粘膜が断裂していない場合に使われるようです。
なので、ニュースサイトなどの文字は解りませんが、解説のお医者様が『創』と言ってる傷があれば、スプラッタな可能性が高いです。
さて、話を戻しますと、MAKIDAIさんの症状の肺挫傷ですが、
事故で肺を圧迫されて肺の中の血管や、肺そのものがダメージを負った状態なのです。
聴くだけで息をするのも痛そうですね。
軽症の物なら、1週間ほど安静にすれば自然に治癒するものらしいのですが、重症になるとそうもいきません。
肺組織が損傷(肺がつぶれた)状態の為、呼吸困難、頻呼吸、血痰、チアノーゼなどの症状が起きる可能性があります。
肺挫傷で、肺組織の損傷が広い場合は、正常に肺が機能していないので、当然血液に酸素を供給できません。その結果、低酸素血症(血液中の酸素量が少なくなる状態)になり、意識障害や血圧低下などが現れる様です。
更に重症化すると、急性呼吸不全(動脈中の酸素濃度が60mmHg以下になる状態の事、肺が機能していないからなるんですね。)になるようです。
で、治るんか?って話ですよね?
それはこちら
痛すぎる肺挫傷でMAKIDAI後遺症とかどうなの?2ページ目にGO!