
痛いっていやですよね。
こんちは!管理人のハバネロです。
もう痛いのイヤー!
私も慢性的な肩こりからくる頭痛に
悩まされているのですが、世の中には
もっと深刻な痛みに悩んでいる人が
多いと思います。
そんな人たちの福音になりそうな
家族がこの度【仰天ニュース】で
紹介されるようです。
レティツィア・マルシリさん
イタリアはトスカーナのシエナに
住む研究者の彼女とその家族が
なんと痛みを感じないという
体質の持ち主らしいんです。
なぜ痛みを感じないのか?
なぜそれが世界を救うのか?
痛みを感じない事に弊害はないのか?
ちょっと気になったので調べて
みました。
マルシリ症候群とは?痛みを感じない先天性鎮痛症
リスクはある?

https://www.photo-ac.com
こちらの症候群、レティツィアさん家族の
姓である【マルシリ】から命名された
症候群。
症状は非常に痛さに対しての耐久地が高い
というもの。
この症状はレティツィアさん一家を
ある意味苦しめているものでもあった
ようです。
その理由とは『痛み』とは脳が体の
異常を警告する警報装置のようなもの。
つまり痛みの耐久値が高いという事は
その警報装置が鈍いという事にもつながります。
但し、レティツィアさん一家の場合は
所謂まったく痛みを感じない
『無痛症』ではなく、
痛みの持続性が少ない
というかなり特殊なもの。
完全に感じないのではなく
痛みがすぐに引くという感覚らしいです。
その為、彼女や彼女の家族はみな
大した事無いと思っていた捻挫や打撲が
実は骨折だったという事が頻繁に起こっており
適切な治療をせずに自然治癒していた
事も多かったそうです。
これってかなり怖い事なんですよね。
変な形で骨がくっついたり、もしかしたら
小さい骨片が血管を破ったりしてた
可能性もあり得るという事。
ではなぜこういった事が起きるのでしょうか?
マルシリ症候群は遺伝子の突然変異!ZFHX2と命名!
この症状はマルシリさんの家系で現在
3代にわたって現出してるようです。
遺伝子レベルでほぼ固定されている
のでしょうか?
シエナ大学とロンドン大学の研究により
彼女と彼女の家族にZFHX2という遺伝子が
ある事が発覚。
この遺伝子同系の遺伝子を有するように飼育
したラットに対して痛覚実験をしたところ
明らかに痛みに鈍感になったそうです。
つまり痛覚が鈍くなる作用があると
認められます。
マルシリ症候群から慢性疼痛の治療法ができる?
こちらは現段階では何とも言えない状態の
ようです。
可能性がある。程度の認識のほうがいいかも
しれないですね。
理由としてはまだ上記の突然変異遺伝子
ZFHX2がどのように痛みのシグナルに
作用してるかがまだ研究中。
この研究如何によっては痛みを感じなくなる
新薬などが開発される可能性があるとのこと。
まとめ
世界仰天ニュースで紹介される
イタリアトスカーナのシエラの家族
マルシリ家の人々は痛みに強い遺伝子を
もつ。
痛みを感じないのではなく、持続性が
ない状態。
それでも、ケガがひどくなることがある。
突然変異遺伝子の作用を研究して
慢性的な痛みに有効な治療法が
できる可能性がある。
今現在はその仕組みを研究中。
いやー、良い薬できたら
いいんですけどね。
副作用もない鎮痛薬なら
嫌な話ですが末期がんの患者さん
などに最後の時を家で穏やかに過ごして
もらえたりと心を救う医療にも
使えると思います。
勿論、日々のつらい症状にも
効く様ならなおさら実現して
ほしいですね。
最後までご覧いただき
ありがとうございました!